臨済宗 妙心寺派(りんざいしゅう みょうしんじは)
お釈迦様の正法を受け継がれた初祖達磨大師、宗祖臨済禅師、さらに本山妙心寺開山無相大師におよぶ一流の禅の教えを宗旨とします。
臨済宗は禅宗の一派で、中国で起こり発展し、やがて日本に伝来しました。
仏の心(正法)を師匠から弟子へと直接伝えていくことから「仏心宗」、お釈迦様から28代目となる禅宗の初祖達磨大師のお名前から「達磨宗」とも言われています。
私達の宗門は、本山開山無相大師の「請うその本(もと)を務めよ」の御遺誡と、本山開基花園法皇の「報恩謝徳」の御心のもと、禅の安心を求め仏法興隆のために禅を実践しています。
自心が仏であることを信じて坐禅にはげみ、本当の自分にめざめ、どんな苦難にもくじけず常に脚下を照顧して暮らしを正し、生かされている自分を感謝しつつ、世のため人のためにつくしていくことを信条とします。
また、本山開基花園法皇さまのお名前をいただき、檀信徒を「花園会員」と呼び、皆で和やかに力を合せ、社会を「心の花園に」と念じて、正法をひろめるようつとめています。